【2023年12月に元のサイズのアイスが店頭に帰ってきた!下記の記事もご覧ください。この記事は、2023年9月に書いたものです。】
セブンのソフトクリームが信じられないくらい小さくなっている件
この悲しみを伝えるには、多くを語らずこの画像だけで十分かと思う。
何度かセブンイレブンの「ステルス値上げ」を見てきた中で、この変化には黙っていられなかった。
ステルス値上げとは
ステルス値上げ/シュリンクフレーション (ステルスねあげ/シュリンクフレーション)
ステルスとは敵のレーダーには映らない戦闘機のことで、ステルスのように見つかりにくい値上げのことをステルス値上げといいます。(中略)。メーカーが原材料の高騰や消費税アップなどにより商品の値段を上げたい場合、あからさまに値上げをすると購入者が敬遠して売り上げが落ち込んでしまいます。そこで、価格やパッケージは変えず、容量やサイズを縮小させることで、実質的な値上げを果たせるのです。
SMBC 日興証券「初めてでもわかりやすい用語集」(https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/su/J0887.html)
つまり、価格据え置きで量を減らし、我々の心に傷を与える行為ということか。
セブンのステルス値上げといえば、空白をタレで隠し6個入りに見せかけた餃子や、悪ノリなのかと思うほどの上底弁当を思い出す人も多いであろう。
やたら頭が小さく脚長なソフトクリームを見た時に、私は怒りと悲しみが堪えきれなかった。
2頭身は可愛いと感じるキャラの黄金比ではなかったのか。
リニューアルなのかと思い、公式サイトやInstagramを確認したが、それらしき記載はなかった。(2023年9月24日現在)
実際に測ってみる
長さ
ソフトクリームのコーンの上のアイス(以後頭と呼ばせてもらう)は、4cm
コーン部分が12cmほどである。
内容量
180mlのものが130mlと、50mlも減量されている。
50mlはノーマルの眠眠打破1本分に該当する。(これも2023年9月現在の内容量なので変わる可能性も・・・)
比率を比較してみよう
公式サイトに載っている画像のソフトクリーム現物は入手できないので、
画面を定規で測って割合を出してみた。
頭:コーン=3:5.7ぐらい。
以前のアイスからどの程度頭が小さくなったか推定してみる。
以前の画像の比率を各インすると頭:コーン=3:5.7ぐらい。
コーンのサイズが変わらないとすると、以前の推定される頭のサイズx(cm)は
x:12=3:5.7
x=3✖️12➗5.7=6.32
よって6.32(cm)ぐらいとなる。2cm以上縮んでいることが推定される。
値段は今のものが354円(税込)で、これまでのが365円(税込)で11円下がっているが、11円で2cmも頭が小さくなったらたまったもんじゃない。
以前の価格比を考慮すると、このミニサイズのものは、コーンの値段等を一旦考慮しないとして、単純計算で、1mlあたりの価格で考えると、
365円✖️(130ml➗180ml)=264円
でないとおかしい。
目立った変化は加えず、価格の値上げをしている商品もあるというのに。
最後に
味は変わらず美味しかった。
この商品の上品な甘さと、最後まで飽きさせないカリカリのワッフルコーンが大好きだ。
断面はクリームがぎっしり入っていた。
少し感情的に思いをぶつけてしまったが、この品質を考えると50mlくらい目を瞑るべきなのかもしれない。
ぎっしりクリームの詰まった変わらぬ断面図には圧巻である。
そして、人生で初めてソフトクリームに包丁を入れたが、意外と簡単に切れたのでそこも高評価だ。
暫くこの変化を受け入れることは難しいかもしれないが、変わらぬミルクの濃厚さを、いつまでも味わいたいと切に願っている。
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